絵天井當麻寺(当麻寺)中之坊の写佛道場(写経道場)は、通称「絵天井の間」とよばれ、多くの画家によって寄進された150枚もの名画が天井を飾っています。 前田青邨『飛鴨』、木村武山『鞨鼓と散華』、小松均『鯰』、北野恒富『躑躅』、中村貞以『蓮』、青木大乗『蓮池に鷺』などの近代の一流日本画が揃った「昭和の天井絵」。 上村淳之『月明』、中島千波『月下枝垂櫻』、絹谷幸二『日月蒼天蓮華』をはじめ、著名画家が一堂に会した「平成の天井絵」。 総数150枚の絵天井に飾られた道場の正面には、前田青邨門人で仏画の第一人者であった入江正巳画伯が、中将姫さまの曼荼羅を10年の歳月を費やして再現した「平成當麻曼荼羅」が祀られています。
當麻寺(当麻寺)のご本尊様は『當麻曼荼羅』ですが、寺のご本尊さまが、立体ではないというのも他では例のないことで、まさに「絵の寺」を象徴しているといえます。 こうした當麻寺(当麻寺)の道場で、金色(こんじき)の當麻曼荼羅を眼前に、近現代の錚々たる一流作家が制作した作品群を頭上に仰いで仏画を描く、という体験は、他では経験できない貴重なものになることでしょう。
◇稀に行事などで会場変更になる場合があります。 |
写経・写仏体験 ◆写経・写仏は随時受け付けております。 9:00-17:00<受付は15:30まで> ◆参加費 拝観料:大人500円/小学生250円(中之坊) 用具代:1500円 ◆2回目以降の方は料金に変更があります。 ◆予約不要ですが、10名様以上の場合はご予約ください。
當麻寺中之坊 〒639-07276 奈良県葛城市當麻1263 |
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